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東京―福岡間の離発着回数と1機辺りの乗客

東京―福岡間の離発着回数と1機辺りの乗客数の変化

手持ちの資料は93年からしかないのでそれほど詳しくは述べられません。
東京便の増加は羽田の発着枠の増加と規制緩和と機材の更新によって行われているように思います。

羽田の発着枠というのは沖合い展開する前には470に押さえられていて満杯状態であり国の許認可事項に含まれていましたので93年から96年の間までは離発着回数が19422回から21134回とそれほどまで増えていません。しかし97年の7月と98年の7月に離発着回数が20回ずつ増加したため97年と98年は大幅に離発着回数が増加しました。それに加え98年にスカイマークエアーラインズが規制緩和で参入したために数字が大幅に上がりました。
乗客数のほうですが93年から98年まで1年間当たり乗客が2~30万人前後増えていました。しかしスカイマークエアーラインが参入した99年にかけては60万人、99年から2000年にかけては39万人(1999年はうるう年だったためそれを計算から除外すると40万人以上の増加になる)となっています。
1機辺りの乗客数も1996年まで増加していましたが1997年からは一転して減少しています。羽田の発着枠の増加、ジャンボジエットより一回り小さいボーイング777の導入などにより航空会社は利便性の向上を目指したものと思われます。
 
羽田―福岡

西暦   便数      乗客数     1機辺りの乗客数(人 )平均離発着数(日)
                                         
93   19422   5589706   287,8       53,21
94   20338   5951145   292,6        55,72
95   20996   6185304   294,6       57,36
96   21134   6412412   303,4       57,90
97   22750   6745864   296,6       62,32
98   26335   6986060   265,3       72,15
99   26984   7590348   281,3       73,73
00   28816   7989491   277,3       78,94


2年ほど前に書いた小論です


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